先日、初めて在宅サービスを利用されるという方のお宅に訪問に
伺いました。私も、新規の利用者様は久しぶりでやや緊張気味…;
初回利用日と言う事で書類等の説明をして、今までの経過を伺って…。
懸命に経過や悩みを話される奥さん。
隣で頷かれるお嫁さん。
窓の外をみて黙っていらっしゃるTさん(利用者様)。
………;
奥さんから「他は何でもできるけど、歩く時の足の上りがイマイチだ」と
お話があり、ご主人の立ち上がりや歩行、生活環境をみせていただいて。
それから、お身体の状態をみせていただいて。
ケアマネさんや実調担当者からの情報、障害の程度、奥さんから伺った話。
加えて、今みせていただいた状態から『近所の畑まで歩きたい』と
いう目標は、そう難しくはない様子です。
では、来週から一緒に頑張っていきましょう!
……………;;
お?Tさんの反応がイマイチ…。私、緊張気味だったからなぁ~;
硬い印象を与えてしまったかしら?
今日の内容では満足していただけなかったかしら?
「こんにちわ~。」
多忙な時間を割いて、ケアマネさんが様子を見にきてくださいました。
「リハビリどうでしたか、Tさん?明日からデイサービスにも行かれ
るんですよ~。」と朗らかに話してくださいます。その場の雰囲気も
和やかになっていきました。
すると、Tさんが「(介護保険のサービスを使う事が)今日初めてだった
から緊張した。でも、これなら来週から頑張るよ。」と、ぼそりと苦笑い。
あ。緊張していたのはお互いだったんですね;良かった。
まずまず満足していただけているなら、尚良かった。
帰り際には、ご家族3人とも笑顔で見送ってくださいました。
自分の接遇の未熟さを反省すると共に、不安を生じやすい初回訪問に
ケアマネさんが同行してくださる事のありがたさを再認識した寒春の
とある日でした。
…改めまして。ケアマネさん、いつも有難うございます。
posted by master at 01:24|
訪問リハビリ
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